会長挨拶

1948年 東京生まれ
1966年 料理人の道を志す
1970年 ウィーンへ渡る150年以上続くウィーンのドナウレストラン、リンドマイヤーで働く
1971年 スイス・チューリッヒ、高級リゾート地ブルンネン、リヒテンシュタイン公国のホテルや
     レストランで働く
1973年 ウィーンに戻り、インターコンチネンタルに勤務、翌年ウィンナーレストラン Attacheに
     て料理長として勤務、その後、王室御用達菓子店ハイナーに勤務後帰国
1975年、明治ケンコーハム・レストランの料理長を始め、ホテル・プレステージ勤務後
1990年、再渡欧 ウィンナーモダン・レストラン「ニッキー・キュッヘルマスタライ」勤務
2000年 国際テクニカル調理師学校にて教壇に立つ
2014年 赤堀製菓専門学校でも教鞭をとる


私がウィーンで働いてから40年以上経ちましたが、日本の西洋料理の一つの礎になればと思い、仲間と日本オーストリア食文化協会を建て上げました。
ハプスブルク家の中心地・ウィーンは食文化の中心地でもありヨーロッパ中から食が集まり、またそれらが形を変えてヨーロッパ中に発信されていました。
今ではフランスが食の中心地に考えられていますが元々はイタリアから発信されたものばかりでした。ハプスブルク家もドイツやチェコ、ハンガリーなどから食文化が伝えられましたが、イタリアからの食文化の影響は大きく、食ばかりでなく生活文化様式の影響は大きく、特に音楽に関しては多大な影響を受けました。
多大なる影響は受けましたがウィーンではそれらを更に昇華し、新しい文化が形成されました。私たち日本オーストリア食文化協会はこれらの生活文化様式や食文化を少しでも多くの方々に伝えていこうと活動しています。
オーストリアにはウィーンを始め、シュタイアーマルク州、ザルツブルク州、チロル州など9つの州があり、各州には独自の文化、習慣があり食を通して紹介したいと思っております。

  会長   飯田 章

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