オーストリアドイツ語

オーストリアドイツ語(標準ドイツ語: Österreichisches Deutsch, オーストリアドイツ語: Austriazismus)は、オーストリアで話されるドイツ語(高地ドイツ語に属する上部ドイツ語)の方言。オーストリアドイツ語は、国内でもウィーンやチロル州、ケルンテン州など各地の方言差が大きくあるため、その総称でもあるオーストリア語と略称されることもある。

発音[編集]

オーストリア内で話される標準語の特徴
"-ig"が「イク」[ɪk]と読まれる(標準ドイツ語では「イヒ」[ɪç])。
 (例) zwanzig ツヴァンツィク(ツヴァンツィヒ)
"s"が、英語における「母音の前の"s"」と同じように濁らない。
 (例) Suppe スッペ(ズッペ) Josef ヨーセフ(ヨーゼフ) sowieso ソヴィソ(ゾヴィゾ) Salzburg サルツブアク(ザルツブアク)
"a", "o", "u"はおろか, "r"の後ろの"ch"が無声硬口蓋摩擦音[ç]ではなく無声軟口蓋摩擦音[x]で発音される。
 (例)durch ドゥアハ(ドゥアヒ) Kirche キアヘ(キアヒェ)
"ei"が「エー」と読まれる(標準ドイツ語では「アイ」)。
 (例)zwei ツヴェー(ツヴァイ) drei ドレー(ドライ)
純粋な方言の特徴
"ei"が"oa"もしくは"aa"になる。
 (例)zwei→zwoa/zwaa drei→droa/draa weiß→woas/waas
"al"が"oi"になる。
 (例)also→oiso Salz→Soiz

【オーストリアで料理関係に使われているドイツ語】

カタカナ語は時として議論の的になりかねませんので書きませんでした。 




お隣でも言葉がかなり違うんですね。厨房の中でも秤(はかり)はグラム表示でなくデッカー(Deka)表示。これは1デッカーが10グラムになります。オーストリアレシピにはデッカー表示が多いので気をつけましょう、でも最近はグラム表示が多くなってきました。
冷蔵庫もクールシュランク(Kuehlschrank)がオーストリアではアイスカステン(Eiskasten)氷の箱、なるほどね。飲み屋もドイツではKneipe、オーストリアではLokal。それでは皆さんカンパ~~イ、zum wohl、イエイエ、オーストリアではProst!(プロ~~スト!!)

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